日記とかタイトルに書いてるけど、今から書くことは数日前の話だったりする。タイトル日付中に起こったことは一つとして書かれていない…かもしれない
5月16日、COMPLEXのライブ「日本一心」東京ドーム公演に行った。
Twitterでは「意味のわからないキッカケから始まった」なんて書いてるけど、COMPLEXの曲を使ったアイドルマスターシンデレラガールズのネタ動画なんだから本当に意味わからないだろ。なんでそこから東京ドームにライブ見に行くまでになるんだよと言ってくれて構わない。
堂々と言えるんだけど、現地行くほどの熱を持つぐらいになってしまったらキッカケがどんなに斜め上でも良いと思うよ。わはは。
これも書いたけど、アリーナA-10ブロックだった。最前ブロック、しかもど真ん中。
加えて12列目だったんだけど、前から数列潰れてたので実質7列目。
目と鼻の先に布袋寅泰と吉川晃司が居て、モニターよりもずっとはっきり二人を見られるという人生初めてといっても過言じゃないくらいの体験をした。
オーラとかそういうのも無くてただ等身大のCOMPLEXがそこに居たというか…
布袋寅泰は2度ライブで見たけど、吉川晃司は初めて。仮面ライダーのおやっさんとか下町ロケットの財前部長は見てたので「渋い」とか「ダンディー」とかのイメージをずっと持ってた。
すげえカッコよかったのよ。その歌、動き、ギターを弾く姿全てに目が惹かれて、心底楽しそうな姿がすげえ興奮した。
そして何より。
エロかった。
これマジ。
ライブ途中でジャケット(?)脱いでシャツになるんだけど、ボタン2つ開けで胸元ちらちら見えるの。えっちすぎるって何回も呟いた。
吉川晃司の胸元すごいぞ。そんじょそこらの胸元よりえっちだ。
腕の筋肉も凄かった。あの人何年その身体で現役続けるつもりだよ。
声の渋みもやっぱり凄い。セトリ中盤は落ち着いた曲が並んでるんだけど、箸休めすら極上というコース料理。人が歳を重ね熟することで作品すらも進化するとは。
この日、音楽の力は本当に凄かった。売り上げという形で目に見えるし、両日合わせ10万人をひとつにした。
会場の全てが同じ音楽でひとつになるあの世界に自分も熱や元気を貰った。
この力は被災地へのエールになる。
少しだけ話が変わるけど、プロレスラー鈴木みのるが放った言葉をこの日思い出した。
これは東日本大震災が起こった年、起こった月のマイク。内容はもう見てほしいとしか言えない。
苦しんでいる人の命を救うのは水や食料で、それをなんとかできるのは個々人であり役所であり国だ。
そして苦しんでいる人の心を救うのはプロレスであり音楽であり、全てまとめてエンターテイメントで、それをなんとかできるのはプロレスラーであり音楽家であり、そこに力を注いでいる人だ。
それができるから、持てる力を使って苦しんでいる人たちに向けて届ける。
届けるものが有形か無形か、救うものが命か心か、それは関係なく尊い行動だと思う。
どういう事?ってなるよねごめん。自分はエンタメの力って言葉が浅く聞こえる時もあって、手放しに全肯定したりできなかったんだけど、この日は力を深く強く感じました。
COMPLEXを念願叶って見ることができたワケだけれど、忘れちゃいけないのはこれが「復興支援」を掲げているという事。再結成の経緯の始まりには被災して大変な思いをしている人が居るという事。
だから嬉しさと複雑さがすごく両立してCOMPLEXのライブを待ってたんだけど、ライブ中のMCで布袋さんが「復興支援というのはないに越したことはないけれども」と言っていて、そこで心が通じたというか、やっぱりそういう人たちなんだって思った。
そんなCOMPLEXの2人にだからこそ全部託せるし、2人の掲げる音楽の力も信じられるのかなって。
ライブ行く前日、もうこれが最後のCOMPLEXだろうと思ってて、それは2人の歳の事とかもう復興支援を掲げなくてはいけない状況にならないでほしいっていう所から。
なんだけど、そんな覚悟(個人的)とは裏腹に何?結構やる気なの?新曲とか言った?
30年前に大喧嘩して仲違いして活動休止したはずなんだけど?
やるのかな。またいつかどこかで。
昨日仕事で領収書回収忘れて自腹切った。許さん。